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暮らしと心

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セミの一生って?〜卵から幼虫、羽化から成虫まで〜

生き物

セミの一生はどんなのか、気になりますよね。セミの命は一夏の短い命ですが、土から出てくるまではどんなふうにして暮らしているのでしょう。

また、土から出てきたセミはどのようにして羽化して大人のセミになり、何を食べてどんな1日を過ごしているのでしょう。幼虫は固い地面から出てきますが、どんなふうにして固い土の中に子孫を残すのでしょう。今回は、そんなセミの気になる一生をご紹介します。

セミの一生【卵】

卵は、メスのセミによって樹皮の裏や枯れ木に産み付けられます。いきなり土の中に産み付けられるわけではなかったのです。

産卵管という鋭い器官を木に刺して、メスは卵を産み付けます。産卵管はとても鋭くて、間違って電気のケーブルに穴を開けられるという被害も出ているようです。枯れ木を選ぶのは、生きている木に穴を開けても傷が治って塞がってしまうので、生まれたての幼虫が出られるように枯れ木に産み付けられるのです。

セミの一生【幼虫】

卵は梅雨まで卵のままで越冬します。そして、梅雨になると孵化して幼虫になります。地面にぽとっと落ちて、そのまま地面に潜り込み、3〜17年間くらい幼虫として生活します。結構昆虫の中では長生きな方なんですね。

幼虫の間は、木の根の樹液を吸って生きています。口吻という、木の汁を吸うための長い管を刺してお食事しています。そして、いよいよ羽化のために地面から這い出してきます。

セミの一生【羽化】

セミの幼虫は、夕方になると地面から出てき始め、暗くなって天敵から見つかりにくくなってから羽化します。

羽化には、2時間くらいかかります。20時間くらいから22くらいの間に羽化し終わり、羽を伸ばして夜が明けたら飛び立てるようにするのです。

羽化は命がけです。途中で体力を落としたり、強い風が吹いて落ちて死んでしまったりと羽化失敗することもあります。羽化の最中はとてもデリケートなのでちょっとしたことで命を落としてしまうのです。

羽化は、木の低いところで行われます。高いところまで行くと、その分体力を消耗して羽化に失敗しやすくなるからです。また、低いところのほうが天敵から見つかりにくくなるというメリットもあります。

セミの一生【成虫】

みごと羽化に成功したセミの成虫は、3週間〜 1ヶ月くらい生きます。

エサは何を食べて生きているかというと、ストローのような管を木に刺して、樹液を吸って生きます。セミはメスは鳴かずに、雄だけが鳴きます。

雄は大きな声で鳴いてメスにアピールし、子孫を残します。後尾をせずそのまま命が終わる雄も37%います。そしてメスは枯れ木に卵を産み付けて、やがて寿命を迎えます。

まとめ

いかがでしたか。セミは身近にありふれている昆虫でありながらも、これまでセミの一生について詳しく知りませんでした。

どうやって、あの固い地面に潜っていったんだろうとか、幼虫は何を食べて生きているのだろう。という疑問が解決されてスッキリした心地です。

また、羽化の厳しい現実に、命の真摯さを感じることができました。

暑い夏を一層盛り上げてくれるセミ。うるさくて叶わないと思うこともありますが、あの鳴き声が聞こえないのはそれはそれで寂しいかも。そんなセミの声が今年の夏も楽しみです。